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【研究員レポート】意外と知らない”不登校”(vol.1)
日本には、不登校の小中学生が12万6000人もおり、憲法に明記されている教育を受けさせる義務・教育を受ける権利にも問題が生じています。第1回では不登校が社会にどのように認識されてきたかを振り返ります。
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【研究員レポート】意外と知らない”外国につながる子ども”(vol.2)日本語指導が必要なのは外国籍の児童生徒だけじゃない!
第1回では、「外国につながる子ども」とはどのような子どもを指すのか、また彼らの悩みについてエピソードでご紹介しました。第2回では日本語指導・支援に焦点をあてます。
まず、日本語指導を必要とする子どもについての統計データから、日本語指導を必要とする児童生徒が増加していることを紹介します。その後、公立学校ではどのような日本語指導や授業中の支援がなされているのかについて触れ、日本語の能力に応じて必要な指導が異なることを説明します。そして最後に、学校内にとどまらない支援体制の広がりについて考えていきます。
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【研究員レポート】意外と知らない”外国につながる子ども”(vol.1)日本語指導が必要なのは外国籍の児童生徒だけじゃない!
皆さんのお住まいの地域には、外国から来た家族が住んでいるでしょうか。外国にルーツを持つ子どもは日本の公立学校でどのように教育を受けているのか、2回にわたって紹介します。第1回では、「外国につながる子ども」の抱える典型的な悩みやその背景について詳しく見ていきます。
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【研究員レポート】意外と知らない”不登校”(vol.2)
不登校児童生徒の中には学校教育が合わず、自分がどうしてもやりたい勉強をするために学校に通わない自由を認めて欲しいと心から思っている子どももいますが、不登校の子ども達の多くは、親や教師には言えなくても「本当は学校に行きたい。皆と同じように勉強して遊びたい。でも行けない」と悩み、心の奥では学校に戻るきっかけを待っています。暴力を恐れて、部屋の前に食事を置くだけで、会話が無くなってしまっているような状態では、解決の糸口は見えてきません。親や教師が、子どもが自分で「学校に行く」と言い出すまでただ待っているだけでは、勉強は遅れ、クラスメイトにどう思われているかも気になり、体力も低下し、どんどん行きづらくなってしまいます。学校、家庭はどのような支援をすべきなのでしょうか。